なぜ効くの?アロマテラピーが作用するしくみ

アロマテラピー

アロマテラピーは、エッセンシャルオイル(精油)を用いて行う自然療法の一つであり、さまざまなストレスに囲まれて生活している私たちにとって、リラクゼーションの手段として、また、健康増進や美容に役立てていくものとして注目されています。

ではなぜ効果があるのでしょう?

単なる癒しやファッション感覚、又は美容の一部・・・という事ではなく、心と身体に作用するメカニズムについてご紹介します。


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アロマテラピーで用いるエッセンシャルオイルとは

100%天然原料のオイル!

アロマテラピーで用いられるエッセンシャルオイル(精油)は、100%植物の花、葉、果皮、樹皮、根、種子、樹脂などから抽出された混じり気のない天然のものです。

合成のオイルもあるので注意!

容器の見た目は精油に似ていても、合成の香料を使ったポプリオイルや、溶剤で薄めてある質の悪いものもあります。
通常、「アロマオイル」という名前で売られていることの多いこれらの商品は、アロマテラピーには使用できません。

購入するときは、容器のラベルをチェックしよう

精油を購入する際は、その商品がアロマテラピーに使用できるかどうか、確認することが重要です。
そこで目安となるのが、容器に貼ってあるラベルです。

  • 品名
  • 学名
  • 抽出部位
  • 抽出方法
  • 産出国
  • 内容量
  • 販売元または輸入元

などの情報がラベルに明記されていれば、アロマテラピーに使用できる「精油」であり、安心して購入されても大丈夫でしょう。

エッセンシャルオイル(精油)が取り込まれる経路

感覚器(嗅覚)から脳へ伝わる経路

  1. 精油成分が空気中に蒸発して鼻から吸い込まれる
  2. 鼻の中にある嗅上皮(きゅうじょうひ)と呼ばれる粘膜に付着
  3. 嗅細胞から出ている嗅毛(きゅうもう)がキャッチすると、嗅細胞の興奮が起こる
  4. 嗅細胞が興奮し電気的信号(インパルス)となって、情報が嗅細胞から嗅神経に伝わる
  5. その情報(信号)が嗅神経から嗅球、嗅索へと伝わり大脳辺縁系という脳の領域に到達
  6. 視床下部の脳下垂体に伝わり、受け取った香りによって体に作用する物質の分泌を促す

呼吸器から血液循環によって全身に伝わる経路

  1. 精油を嗅いだり吸入したりする
  2. 芳香成分が鼻粘膜に付着し血管に吸収される
  3. 芳香成分は肺へと入り、肺胞へ届いた精油の分子は、ガス交換時に肺胞から毛細血管へ入り込む
  4. 芳香成分が食道を経て胃に至り、胃粘膜からも血管へと吸収される
  5. 血流に乗って全身へ作用

皮膚から血液循環によって全身に伝わる経路

皮膚の表面は表皮という層があり、その下に真皮、皮下組織とつながります。
表皮は体を守るためのバリアゾーンとしての働きがありますが、精油を入れたトリートメントオイルを皮膚に塗布(とふ)すると、精油は脂溶性で分子が小さいため皮膚のバリアゾーンを通過し、表皮から真皮に浸透していきます。
さらに真皮にある血管やリンパ管に吸収され血流を介して全身の組織や器官に広がります。

精油の芳香物質や化粧水、クリームなどが皮膚を介して体内に吸収されることを経皮吸収と呼びます。

消化器から血液循環によって全身に伝わる経路

精油を内服した場合は食物と同じルートを通ります。
消化管の粘膜に付着し、血液循環にのって全身の組織へ働きかけるというものです。

内服による精油吸収は他の経路と比べより多量の精油が吸収されるため、消化管粘膜への刺激や肝臓への負担も大きく、危険を伴います。
フランスでは治療の一環として医師が精油の内服をすすめることもあるようですが日本ではNGです!

いかがでしたか?

作用を説明するのに難しい言葉がたくさん出てきたかもしれませんが、つまり、効果にはちゃんと理由があるということです!

もちろん、難しいことを考えながらアロマテラピーをやる必要はありませんが、理由がわかればもっと効果を感じられ、楽しめることにもつながるのではないでしょうか。


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